はつり・塗膜除去・アスベスト対応|ウォータージェット工法が岐阜県で選ばれる理由
建設・土木工事の現場では、コンクリートの劣化部を除去したり、古い塗膜を剥がしたり、アスベスト含有建材を安全に処理したりと、さまざまな表面処理が必要です。
こうした工事では、従来のチッピングハンマーやグラインダーなどの機械施工が一般的でしたが、「大量の粉塵が舞い上がる」「騒音が大きい」「構造物を傷めてしまう」といった課題を抱えていました。
これに対して、近年注目を集めているのがウォータージェット工法です。超高圧の水の力を利用して材料を削る、このユニークな施工技術は、環境配慮と安全性を両立させながら、高精度な施工を実現します。
本記事では、ウォータージェット工法の基本原理から、岐阜県での適用事例、そして各用途別の特徴までを、詳しく解説いたします。

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岐阜県岐阜市に本社を置く株式会社大村建設は、土木工事および警備事業を主要業務とする建設企業です。当社は、ウォータージェット工法を活用した高度な表面処理施工を提供することで、地元岐阜県の建設プロジェクトをサポートしてまいりました。本記事では、このウォータージェット工法についての最新知識、実践的な活用方法、そして岐阜県内での施工実績を踏まえた情報をお届けします。
ウォータージェット工法とは
ウォータージェット工法は、超高圧(通常200MPa級)の水を特殊なノズルから噴射して、コンクリートや金属、塗膜などを削る施工技術です。この工法は、従来の機械的な破砕・研削と異なり、水のエネルギーのみを利用するため、対象物への物理的な衝撃や熱の発生がほとんど発生しません。
■ 工法の基本原理と仕組み
ウォータージェット工法の原理は、シンプルかつ効果的です。高圧水を生成するポンプから、超高圧で水をノズルに通し、先端の微細な穴から対象物に向けて噴射します。この高速水流が対象物の表面に衝突することで、微視的な侵食が起こり、材料が徐々に削除されていくのです。
水のみで削除するため、熱や火花が発生しません。そのため、可燃性ガスが存在する現場やアスベスト含有建材の処理など、安全性が要求される環境での施工に適しています。さらに、削りカスは水とともに湿潤状態で回収されるため、粉塵の飛散を最小限に抑えることが可能です。
■ 従来方法との比較
従来のはつり工事では、チッピングハンマーやグラインダーといった機械工具が一般的に使用されます。これらの工具は、対象物に物理的な衝撃を加えることで材料を破砕・研削しますが、この過程で数多くの課題が生じていました。
「参照:ウォータージェットについて知る!パーフェクトガイド」
この比較表から、ウォータージェット工法がいかに優れた特性を持つかが明確になります。特に、粉塵削減と安全性の面で、従来工法との大きな差異があります。
はつり・塗膜除去・アスベスト対応の詳細
ウォータージェット工法の用途は、主にはつり工事、塗膜除去、および危険物質を含む建材の処理に分けられます。各用途に対する具体的なアプローチと、岐阜県内での実例を踏まえながら説明いたします。
■ コンクリートはつり工事への応用
コンクリートはつり工事は、橋梁の床版補修、トンネル補修、建物のスラブはつりなど、インフラ整備や建築改修に不可欠な工程です。従来のチッピングハンマーでは、打撃によってコンクリート内部に微細なひび割れ(マイクロクラック)が発生し、補修後の耐久性に悪影響を及ぼすことが課題でした。
ウォータージェット工法を使用することで、この問題を根本的に解決できます。水圧による削りは衝撃が少ないため、健全なコンクリート部分を傷めることなく、劣化部のみを精密に除去できます。特に、鉄筋の周辺や重要な構造部での施工では、ウォータージェット工法の精密性が大きな利点となります。
- マイクロクラック発生を最小限に抑え、構造物の長期耐久性を確保
- 鉄筋を傷めない施工が可能で、補修後の強度を維持
- 精密な深さ管理が可能で、過度なはつりを防止
- 粉塵が少ないため、周辺への環境負荷が小さい
■ 塗膜除去の実施方法
橋梁の塗装更新工事では、古い塗膜を完全に除去した後、新しい塗装を施す必要があります。従来の方法(例:サンダーやケレン工法)では、除去の際に下地を傷めたり、作業時間が長くなったりするといった課題がありました。
ウォータージェット工法を使用した塗膜除去は、以下の点で優れています。
効率的な塗膜除去
特徴:広範囲を短時間で均一に処理できるため、工期の短縮につながります。
素地を傷めない施工
特徴:コンクリートや金属素地への深刻なダメージがなく、再塗装の足がかりとなる下地品質が確保されます。
均一な表面処理
特徴:塗膜除去後の表面が均一に仕上がり、新規塗装との付着性が向上します。
■ アスベスト含有建材の対応
アスベスト含有建材の処理は、現代の建設・改修工事において最も重要な課題の一つです。アスベストを含む吹付断熱材や仕上げ塗材は、昭和40年代から平成にかけて広く使用されましたが、吸入時の健康リスクが極めて高いため、適切な処理が法的に義務付けられています。
大気汚染防止法の改正により、石綿含有建築用仕上塗材を電動工具で削り落とす作業は、吹付石綿と同様の厳格な管理が求められるようになりました。ウォータージェット工法は、この法規制に完全に対応し、以下のメリットを提供します。
- 粉塵飛散を最小限に抑え、削られたアスベストが湿潤状態で回収される
- 火花や高熱が発生しないため、可燃物周辺でも安全に施工できる
- 化学薬品を使わないため、二次汚染のリスクが低い
- 日本建築センター(BCJ)による認定工法が存在し、法規制対応の信頼性が高い
特に、岐阜県内の老朽建物やインフラ施設では、アスベスト含有建材の除去が急務となっています。適切な対応がされていない場合、現場の作業者や周辺住民に深刻な健康被害をもたらす可能性があるため、専門的な知識と技術を持つ業者による施工が不可欠です。
株式会社大村建設
〒502-0005 岐阜県岐阜市岩崎806-3
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